単位の変換
「1時間」という時間の長さは、「60分」と同じ長さです。さらに言えば、1分は60秒であり、1日は24時間であるから、「1時間」は「3600秒」や「0.04166...日」と言うことも可能です。ここではそうした単位の変換のための計算の工夫を紹介します。
例題1
12.3mm は何m か。
考え方
1m は1000mm であることと、分数の約分の性質を利用します。
まず「わざと」1をかけます。
そして、
だから、両辺を1000mm で割ると、
これを一番最初の式の1と取り替えます。
約分でmm が消えて、計算完了です。
よって12.3mm は、0.0123m であるとわかります。以上の考え方は、頭で覚えるよりも何度か同じような問題を解いて体で覚えることがおすすめです。
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